「変わり者」「常識がない」「空気が読めない」は脳の病気?
アスペルガー症候群について

アスペルガー症候群は発達障害の一つで、社会性やコミュニケーション、頭でイメージすることに障害があるとされています。

アスペルガー症候群の方は、周りからは「変わり者」と思われていても自分自身では無自覚のため、敬遠理由がわからないまま人間関係等にストレスを抱え、うつ病や強迫性障害につながってしまう場合もあります。

症状・特徴

周囲の人間との交流が難しい

他人とコミュニケーションでは、相手の気持ちを理解したり、場の空気を読むということが大切な要素になってきます。ところがアスペルガー症候群の方は、これらが苦手であるために、敬遠されがちになってしまいます。

ある特定の物事に強い興味やこだわりを持つ

アスペルガー症候群では、興味が限定されやすいという傾向もあります。
一度興味を持ったものに対しては、時間を忘れてとことんのめり込む一方で、興味がないことにはなかなか取り組むことができません。

日常生活がパターン化(ルーチン化)しやすい

また自分の行動や習慣に関しては自分が決めたルールにこだわりやすく、毎日の行動がパターン化しやすいだけでなく、いつもと違うパターン、例えば風呂と夕食の順序が逆になるといった事を非常に嫌がる傾向があります。また、予期せぬことが起こった場合にパニックになりやすい場合もあります。

治療・周りの人の接し方

アスペルガー症候群では、自分のことを理解してサポートしてくれる方の存在が大切です。他人から見た場合にまずいと思われる行動を正直に指摘してくれたり、不得意な面を助けてくれる方の存在は、アスペルガー症候群の方にとって大きな力になります。

また、アスペルガー症候群は正しい知識と実践をすることで改善できる症状です。
まずは一度、ご相談ください。


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